ひどい外反母趾(足ヘバーデン)
2020年3月15日(日)2022年4月13日(水)
ひどい外反母趾(足ヘバーデン)の特徴
外反母趾は、足の親指が人差し指に向かって大きく曲がってしまう病気です。しかしその症状が特に悪化しているひどい外反母趾の場合、実は外反母趾ではなく、足にヘバーデン結節が発症していることが多くあります。つまり、足に起きたヘバーデン結節がひどい外反母趾と混同されているのです。見た目の症状は外反母趾と同じですが、原因が異なるため、対処方法を区別する必要があります。
ひどい外反母趾(足ヘバーデン)の原因とは?
ヘバーデン結節は現在は一般的には手に起こる症状としてのみ知られていますが、実は手だけでなく全身のどこにでも起こる可能性のある病です。
ヘバーデン結節そのものの発症原因は現在は詳しくはわかっていませんが、ヘバーデン結節が足に発症し、その結果ひどい外反母趾を引き起こしているのです。見た目の症状は外反母趾ではありますが、原因が異なり、明確に区別しなければ適切な対応もできないため、この状態を「足ヘバーデン」と呼んでいます。
自分でできる「ひどい外反母趾(足ヘバーデン)」対策
自分で出来る方法としてもっとも有効なのは、テーピングです。また、テーピングをしても痛みがひどい場合は、足首の包帯固定で患部への重力の負担を軽減することができます。
包帯を巻くのが難しい場合には、テーピング効果のある靴下や、サポーターで代用することも可能です。靴下やサポーターは手軽に患部を補強することができるので、忙しい人も便利に使うことが出来ます。