中級編
足に異常が起こると、どのような症状がでるのかについて
中級編では、足に異常が起こると、どのような症状がでるのかについてご説明します。足裏が歪み、入門編で学んだ足の3つの役割が機能低下すると、全身に下記のようなアンバランスが発生し、全身に悪影響を及ぼします。
(1)安定機能の低下
●積木の一段目の原理 → 骨格や姿勢を悪くする
(例)O脚、X脚、膝反張、顎関節症、偏頭痛、左肩こり、顔面の左右差、猫背、骨盤のズレ、下腿の長短差、開脚運動制限、悪い歩き方、骨盤の四角映像、下肢の冷えやむくみ・だるさ、巻き爪
(2)免震機能の低下
●地震の縦揺れ・横揺れの原理 → 過剰な衝撃とねじれによる破壊のエネルギーが発生
(例)変形性膝関節症、半月板損傷、十字靭帯損傷、関節の変形、疲労骨折多発、頚椎の変形多発、スポーツ障害多発、自律神経失調症、頭痛、肩凝り、うつ病、著しい冷え性、パニック症、不眠、頭の重さ、頚のだるさ、アキレス腱断裂の根本原因
(3)運動機能の低下
●竹馬の原理 → 体が硬くなり、運動能力が衰える
(例)運動能力の低下、柔軟性、敏しょう性、持久走の低下、顔面転倒、子供の転倒率と骨折の頻度の比例、成人病の発生原因、生活習慣が原因となる糖尿病
著作権(C)笠原巌