足裏のタコ
2018年10月13日(土)2023年12月15日(金)
足裏の指の付け根全体にできているぶ厚いタコで、角質層が厚くなり過ぎて歩く時にタコが異物となり、痛みを感じます。
この状態はヒールやパンプスを履く人に多く見られます。
足裏のタコの原因
ヒールやパンプスを履く人は、脱げないように足指を無意識のうちに縮こまらせ、靴先の内側に引っ掛けるようにロックして歩きます。
この悪い歩き癖が身についてしまうと、足指が縮こまって動物のヒヅメのような状態になり、足指を踏ん張らないため足裏のアーチが消失してしまうのです。
その結果、足指の付け根の部分を強く打ち付けて歩くことになり指の代わりをしてしまうため、中の骨を守ろうとする防御反応が起こり、角質層が厚くなってきます。
足指が縮こまっているので、足の背にもタコができている場合が多くあります。
お勧めグッズ
効果的なグッズの使い方
1.分厚くなったタコはやすりなどで削ります。
2.その上で、足指を踏ん張らせるためにテーピングパンストや整体ソックスなどのテーピング靴下で緩んだ足裏のアーチを再生し、足裏のバランスを整えることをお勧めします。タコは長年の悪い歩き癖による防御反応で細胞が記憶しているため、最初のうちは削ってもまた出来てしまいます。指を使って歩くように心がけ指の付け根に負担が加わらなくなってくると次第にできなくなりますので、一定期間続けることでタコを再発させないことがポイントです。
3.テーピング靴下を履きながら、またお風呂に入りながらグーパー運動を行い、親指が踏ん張れるよう稼動域を広げます。
4.靴の中には免震インソールを入れることでできるだけクッション性を保ち、歩く度に発生するドシンドシンという衝撃を防ぎます。
5.痛みがあまりにもある場合は指の付け根を打ち付けすぎて疲労骨折している場合もありますので、まずは専門家にご相談下さい。。
6.医師の治療を受ける機会を奪うものではありません。医師の判断を優先され、あくまでも参考として下さい。