第2指付け根の痛み
2018年10月28日(日)2023年8月16日(水)
第2指の付け根の痛みの状態
最近、足指の第2指の付け根に痛みを訴える人がかなり増えています。
最初はチクチクした軽い痛みから始まり、そのうち歩く度にズキズキした痛みに変わり、ひどくなると2指の付け根の部分が熱っぽくなり、腫れも出てきます。
第2の付け根を上下から強くつまんでみると、激痛があるのですぐ分かります。
中にはすでに疲労骨折を起こしていて、その部分の骨が仮骨形成により太くなっています。
また、この部分にタコがあったり、皮膚が厚くなっているのも特徴です。
第2指の付け根の痛みの原因
立ち仕事や外歩きの仕事をする人に多く見られます。
歩く時、無意識の内に「指上げ歩き」をし、第2指の基節骨が立ったままの状態で地面を直撃するため第2中足骨骨頭部の骨が破壊されように変形し、変形した骨が周りの神経を刺激して痛みをひき起こしているのです。
通常、X線像には異常が現れませんので、触診(上下から指で強くつまむ)で損傷の程度も確認してください。
こじらせ、悪化させてしまった場合のみ疲労骨折としてX線に異常が現れます。
お勧めグッズ
効果的なグッズの使い方
1.緩んだ中足関節の弱めの補強が大切です。室内用として、専用サポーター「外反内反ダブルサポーター」がお勧めです。
2.外出用として、整体ソックスなどの3本指テーピング靴下で足裏のバランスを整えることが大切です。
3.足裏バランステーピングは上手く貼れた場合は最もサポート力はありますが、ご自分でできない場合はサポーターやテーピング靴下で代用してください。
4.靴の中には免震インソールを入れることで、できるだけクッション性を保ち、足裏から伝わる「過剰な衝撃波とねじれ波」を防ぎます。
5.足裏のバランスを整えるテーピングの原理と免震インソールが内蔵された免震機能付きウォーキングシューズもお勧めです。
6.日々の生活の中で続けられる方法をお選び下さい。
7.悪化させると疲労骨折を起こす場合もあるので、早めに専門家にご相談下さい。
8.医師の治療を受ける機会を奪うものではありません。医師の判断を優先され、あくまでも参考として下さい。