かかとの痛み
2018年10月11日(木)2024年1月11日(木)
踵骨骨底棘(しょうこつこっていきょく)と呼ばれ、朝歩き始めにかかとの底にチクチクした痛みやズキンと響くような痛みがあり、慣れてくると少し和らぐという状態です。
進行すると歩く度に激痛があり、かかとをついて歩くことが出来なくなります。
かかとの痛みの原因
指上げ足で足指に踏ん張る力がないと、かかとと指の付け根だけを使った2点歩行で特にかかとに重心が片寄るため、かかとを多く打ちつけて歩いた場合にみられます。
それも中年以降の脚の筋肉が衰えた人に多く発生します。
これは安全靴などの固い靴、また退院後急に歩いても起こります。
かかとのつき過ぎによってかかとの弾性組織が破壊され、石灰化と共に骨棘(こつきょく)という骨のトゲができてしまった状態です。
お勧めグッズ
効果的なグッズの使い方
1.通常、土踏まずのところに小さめのクッション材を当て包帯固定を続けることで軽減されますが、中途半端では長引くため、まずは専門家の指示を受けることをお勧めします。
2.その上でご自分での予防法は、テーピングや整体ソックスなどのテーピング靴下で緩んだ足裏のアーチを再生し、足指を踏ん張って歩くことで、重心が踵へ片寄り過ぎないように足裏のバランスを整えます。
3.テーピング靴下を履きながら、またお風呂に入りながらグーパー運動を行い、親指が踏ん張れるよう稼動域を広げます。
4.靴の中には免震インソールを入れることでできるだけクッション性を保ち、踵の着きすぎによる負担を防ぎます。
5.靴はひも靴でクッション性の良いやわらかいものをお勧めします。
6.医師の治療を受ける機会を奪うものではありません。医師の判断を優先され、あくまでも参考として下さい。