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左半身の不調の原因は外反母趾かもしれません

2019年12月10日(火)2022年5月17日(火)

いつも左半身の調子が悪いという方は、もしかしたら外反母趾かもしれません。外反母趾は足のトラブルの一種ですが、足だけの問題にとどまらず、体全体にも悪影響を与えてしまうのです。

たいていの人は、筋力の強い右足を「軸足」としていて、歩行時に発生する衝撃波を吸収する作用があります。一方、筋力の弱い左足は「支え足」として歩行時に発生する「ねじれ波」を吸収して歩行の負担を減らし、スムーズに歩けるようになっています。

この「軸足」と「支え足」の関係は日常の様々な事象にも影響していて、たとえば陸上のトラックが左回りになっている理由のひとつに、左回りのほうが走りやすく好成績が出るという記録があります。

それは左足が「支え足」となり、ねじれを吸収する役割があるため、左に回るほうが身体を支えやすいのです。このように、右足と左足はそれぞれの役割をもって身体をバランスよく支えています。

その足に外反母趾があると、足指を踏ん張ってまっすぐ蹴って歩くことができず、足先が外方向へ流れる「ねじれ歩行」となり、身体にゆがみが起こるのです。

特に、筋力の弱い左足がねじれの負担を多く受けて外反母趾になりやすく、それに比例して左半身のゆがみと共に不調が起こりやすいのです。

そのため、O脚や左の股関節のズレや痛み、骨盤のゆがみ、左側の腰の痛み、背骨や頚椎のゆがみ、噛み合わせが悪く顎が痛いなど左半身に不調が起こってくるのです。

外反母趾による「ねじれ歩行」を防ぐには、ゆるんだ足裏のアーチをサポートし、足指を使って真っ直ぐ蹴って歩けるようにすることです。

自分でケアする方法として、外反母趾テーピングやそれに代わる外反母趾サポーターでゆるんだ足裏のアーチを補強して、指を使って歩くための筋力を鍛えなおします。

筋力は急には鍛えられないので、日々の歩行の中で足裏のバランスを整えてから歩くことが大切です。

カテゴリ:外反母趾